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1、はじめに
本田技研寄居町工場の建設は、報道で知っていた。
しかし、その影響がどのようなものかは皆目検討がつかなかった。
グローバル産業がこの地域にやってくることで沈滞した経済が活気付くだろうとしか思っていなかった。
寄居町の環境を考える会からは何度か問題点を指摘されていた。
埼玉県の環境アセスメント条例が環境アセスメント法違反であるという問題だ。
寄居町の山は2008年9月の今、完全に崩されてしまった。
あそこに生息したいた動物たちはどこにいったのか。みな消滅したのだろうか
自然界への影響がありすぎると気づいたのは、2007年に入ってのことだ。
あらためて、真剣に次の世代に生きることができる環境を引き継いでもらえるような働きかけが必要だ。
ハイブリッド車の生産なので、>CO2を削減できると思ったたが、逆に増える
ホンダ技研の評価書より
工場稼動で、147249tCO2/年
樹木伐採 1651tCO2/年
植樹 -225tCO2/年
通勤自家用車 2158tCO2/年 〔50km〕走行として計算
合計 150833tCO2/年 埼玉県の平成16年度のCO2排出量は42884000tCO2/年
ホンダ技研寄居町新工場は、埼玉県のCO2を、0.35%増やす・
(1リットルのガソリン燃料によって2.4㎏のCO2が発生〔「不都合な真実」アル・ゴア〕
又、これは100ヘクタールのゴルフ場100箇所つくることに相当する。
私たちは、どのようにして産業をつくっていくか大きな課題に直面している。
地球温暖化への対策を市民レベルで考える必要がある
本田技研の問題と同時に大気と水と大地の会という団体をつくり、学習会をはじめた。