2010・5・13   WEBあれこれ通信2版 NO22

5月晴れの青空です。ベランダに植えているソラマメが、スナップエンドウくらいの大きさになりました。あぶらむしがいっぱいついているので、牛乳を噴霧しました。
1、嵐山町に住民監査請求を2件
2、平成22年度予算説明会 5月15日
3、講演会 「事業仕分けのやり方・考え方」5月22日
4、生き残れ、NWEC のグループ立ち上げ
 
1、嵐山町住民監査請求を2件
これは、住民訴訟の準備段階として行うものです。
一つは、松本美子議員の政治倫理条例違反・地方自治法92条2項違反についてです。
議員の兼職禁止で、議員は町からの事業を請負ってはいけないに反しているという問題です。
 呆れてしまいました。嵐山町議会政治倫理条例は、住民50人か議員2名の連署があれば、政治倫理審査会に審査請求をできます。
手続きとしては、審査請求書を議長に提出して議長が政治倫理審査会に審査を求めるというものです。
なんと、3月3日に審査請求書を提出して議長は受理したのですが、政治倫理審査会に審査を求めないで、議員全員に配布したという異常事態になってしまいました。そのため、監査請求をして、松本美子議員への違法な支出の返還を求めるというものと、議長が悪意で審査会に審査を求めないので、1ヶ月に1日分の給与の返還を求めるというものです。
住民訴訟は、財務会計上の行為しか対象にならないので、政治倫理審査会への審査請求とはことなる論理組み立てです。
 
二つ目は、嵐山町議員が代表をしている補助金団体への補助金の返還請求です。これは、松本美子議員が代表をしている部落解放同盟嵐山支部への69万円の返還と、安藤欣男議員が代表をしている嵐山町土地改良団体協議会への74万5千円の返還です。
いつから始まった補助金なのかわからず、何に使ってるのか領収書などの添付を求めず、必要性があるのかわからず、交付している補助金なので、返還請求をしています。財政状態の悪い嵐山町なので不要な補助金は、別のことに使いたい。
嵐山町土地改良団体協議会代表の安藤欣男議員は、嵐山町監査委員なので、監査請求の審査から除斥するようにも申し立てました。
議員は補助金団体の代表を辞退すると言うことと、議員は各種審議会委員を辞退することは、議員の良識だと考えるのですが、松本美子議員と安藤欣男議員2名がこだわり続け、保守系議員の古参なので、保守系会派の議員全員が条例制定にも反対します。
二人が代表している団体の決算書を情報公開請求し、実際をみると、何に支出しているのか不明という状況であることがわかりました。
おおがかりな手術が必要かなあと思って、監査請求しました。
自浄作用が機能不全になっているのが日本の議会なのでしょう。
 
2、平成22年度予算説明会
日時 5月15日 1時〜4時
場所 勤労福祉会館
主催 嵐山町議員有志4名
 議会基本条例を制定している自治体のいくつかは、住民との懇談会を設けています。
 嵐山町議会では、これから議会基本条例策定にかかるのですが、その前に実績の形づくりをしたいと昨年よりはじめました。
 参加者は少ないのです。住民に予算説明をするということは、町全体の予算がわかっている必要があり、準備は時間がかかります。
 議員各自が町全体の予算を2時間にまとめ上げて説明できる力を持つことは大切なのでその意味でも続けたいと思っています。
 パワーポイントを使い、写真をいれて、グラフを使います。やっと使えるようになりました。
 争点がないかぎり、予算説明会は退屈です。それでも 嵐山町の方は議員を育てるとおもって御参加ください。
 
3、講演会 「事業仕分けのやり方・考え方」
 日時 5月22日(土) 2時〜4時
 場所 国立女性教育会館 301
 講師 構想日本 中村卓先生
 主催 嵐山町の事業を考える会
 連絡先 鈴木 FAX0493−53−4911
 
 嵐山町の事業仕分けを行ってみたいと考えましたが、準備がたいへんそうです。
ますは、事業仕分け、どんな効果があってどうすればよいのか学んでみようという講演会です。
最初に自治体から行われ、国の事業仕分けで報道され、効果があるきり口の一つとわかってきました。 
この地域ではまだ行われていないので、是非、皆さん一緒に聞いてください。
 
4、生き残れ NWEC  
国立女性教育会館は、事業仕分けの一つの目玉になりました。
各地の女性団体が、縮小に反対の声をあげ、無事に生き残っています。
女性の問題も省庁縦割りで、課題が積算しているようです。
私は国立女性教育会館をみていて、現代の課題に対応できていないという思いがあります。
 
余裕のある女性の教養の講座をするのは、NWECの稼働率をあげるにはいいのですが・・・・
女性への貧困にもっとも対応できていないNWECは、若い女性から疎んじられるのではないかと危機的で、建物が老朽化すると存続しなくなるだろうと推測します。
嵐山町のリピーターは年間60万人、そのうち15万人がNWECに来る人なので、町にとっても真剣な問題のはずですが・・・
嵐山町は、都心から60キロなので、宿泊料は安いけれど、やはり不便。
だとしたら、どのような活用をしなくてはならないか、市民レベルで考えていこうという「生き残れ、NWEC」というグループを立ち上げました。
とりあえずは、財政状況をとNWECに情報公開請求しています。
 
5月29日(土)10時〜12時まで
NWECのお茶室で、遊ぶことにしました。
 
8月下旬に開催されるNWECフォーラムには 生き残れNWECというワークショップを開催できるように申し込みます。
 
※6月議会も目の前なのですが、手伝ってもらいながらあれこれ通信N61を配布しています。
監査請求の文書をつくったり、予算説明会の準備と時間がとれないのですが、自転車で、街中を動くと植物が花盛りできれいです。
夜は、機関車トーマスの線路づくりで遊んでいます。孫に購入した機関車トーマスの木製レールがおもしろくってはまっています。
ババが、床の上でレール組み立てにはまるのは、へんな光景ですね。