2007/6/22 WEBあれこれ通信2版NO4
 
今朝は、昨日湿度の高い夏の一日と異なる梅雨の朝です。
あじさいのみずみずしさに惹かれます。
 
1、嵐山町のほたる
 昨夜、友人に案内されて、嵐山町の蛍スポットを数箇所まわりました。
気になっている国道沿い大店舗街のそばの小千代山の谷津田に生息している蛍の光はまだ少なかった。
ここは蛍を生息をなくさないで増やしたいところです。
農協産直所の駐車場もあるし、小さいこどもがほたるのファンタジーを知るのにいい場所です。
 
次に行ったところは、大行院が蛍の里・トンボの里をつくっている場所です。
15年ほど前、清水建設がゴルフ場建設しようとしていた耕作放棄地です。
大行院は嵐山町長と一緒に、ほたるの里、トンボの里と石碑を建てていました。
私たちが話しているとほたるを取りに来た人と思って、3人ほと偵察に来ました。
昨年400匹ほどほたるを放したのだそうです。
水路にほたるの光が見えましたし、ほたるは手の届くところにいました。
 
最後は、里山の生活がまだのこっているところで、田んぼと畑、水路があるところです。
乱舞という表現まではいきませんが、手を伸ばすとほたるがいます。
私にも夫にも友人にも、自動車にもほたるがとまり、なかなか動きません。
夢の中にいる心地でした。
 
嵐山町でも、店舗の照明で、山中でも夜も明るく暗くなりません。
ほたるおばさん軍団をつくって、身近に触れる生態系に戻したいと思う時間でした。
 
2、6月議会が終了しました。
 (1)6月8日に嵐山町議会終了し、政治倫理条例は散々な結果になりました。
 嵐山町の議員はやはり、行政と密着した企業活動を行っている人が多いことが推測できました。
 条例そのものを否決することはなかったのですが、修正動議で現状文章化です。
  @直系の2親等の親族・議員本人の兄弟姉妹と町との契約を辞退する
   ↓
   議員の配偶者と同居の親族の辞退
  A補助金交付団体の代表の辞退
    議員は補助金交付団体との業務委託契約を辞退
   ↓
   削除
  B税の納付・未納の議長報告
   ↓
  削除
 
住民からの意見には、2親等の契約辞退・補助金交付団体の代表辞退・納税の報告等に対して
異論はなかったのです。
しかし、安藤欣男・村田広宣・藤野幹男・柳勝次・吉場道雄・鈴木勝江・小林朝光・根岸義幸・松本美子議員が
反対しました。
 
原案推進者だった松本美子議員が、突然、修正動議に賛成者になったことが敗因です。
 
議会が住民説明会を行ったこと・男女共同参画条例に続いて2度目のパブリックコメントは
議員にとってよい経験でした。
 
議会と町民とはかけ離れていても、恥ずかしくない議員のほうが多いということも再確認しました。
 
 
(2)長崎市伊藤一長市に対しての哀悼と暴力追放決議は可決しました。
  いくらなんでも否決はしないだろうと思って提案しました。やれやれでした。
(3)あれこれ通NO50は、政治倫理条例の制定についての結果の特集にしました。
  現在、配布中です。
 
3、嵐山町・小川町障害者福祉計画勉強会
 今年3月に市町村の障害者福祉計画が策定されています。
 どんな福祉計画か、内容についての勉強会をします。
 
 日時  7月14日(土〕
 場所  小川町立図書館
 手話通訳 予定しています。
 講師  嵐山町・小川町の福祉担当職員
 資料  小川町・嵐山町の障害者福祉計画
 無料です。
 
 使いがってがよいものかどうか、みなさんで検討してください。
 
4、刑事訴訟法「被害者の司法参加」の改正が可決されました。
これから、日本は世界に恥ずかしい国として評価されるのでしょうか。
被害者基本計画には「被害者の司法参加」が確かに加わっているのですが、
これは、「被害者の論告求刑」まで加える拡大解釈はもっと議論されるべきです。
 
飲酒運転で、3人の小さい子供の命を奪った加害者の裁判が、先日ありました。
両親は、判決を傍聴していませんでした。
2人のお子さんの命を奪われた井上さんご夫婦のコメントと写真がありました。
私は、追体験されたと推測しました。 
 
今国会は、国会議員たちが法律を乱造した国会です。
教育再生法案にしても、このつけを、こともたちに回さないようにするのには
どのような動きを確立するのかしっかり考えなくてはと心しています。
 
5、埼玉県初の情緒障害児短期療育施設「子どもの心のケアセンター」
 嵐山町にあった国立女性教育会館職員宿舎跡地に建設中の
 「こともの心のケアセンター」を 建設現場の上に位置する東原団地からのぞきました。
 アッと驚きました。 木造建設でした。
 12月にはオープンです。
 
6、6月13・14日の嵐山町9条の会
  2回目の9条の会は、嵐山町町民の作品発表と嵐山町民の戦争体験を伺いました。
  嵐山町町民の戦争体験のお話しはもっともっと広げていかなくてはと思いました。
  もう、戦争を知っている人も少なくなっています。
  憲法9条改正論者のリーダーは、ご自分の親族は、現実に自分の手で人を殺したり、自分が死ぬという立場にありません。
  間近で人を殺す・殺されるという実体験をしないグループです。
  国家の立場と生きて生活している人の立場とはことなります。
  そのことを知った上で、人が政策判断する力を持つにはどうすべきなのかが課題だと思います。
 
7、町議会議員選挙
  9月25日告示、9月30日投票です。

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