2007・4・9WEBあれこれ通信第2版NO2
 
またしても、ご無沙汰してしまいました。
朝6時、ホトトギスの声で目がさめます。
HPをリニューアルしてからと思ってもちっとも進まず・・・・
この間、周囲の動きの急変を和らげるだけでもとあちこち動いています。
長文になってごめんなさい。
 
1、刑事訴訟法の改正廃案に向けて
 犯罪被害者等基本計画に基づいて、被害者が法廷で検察官の隣に座り、
 尋問と論告求刑ができる法案が今国会に上程されています。
 被害者の不条理感・報復感を「被害者の権利」として実現するには無理があります。
 憲法前文の「基本的人権の尊重」と「戦争の放棄」を覆してしまいます。
 
 すべての被害者が論告求刑できるかというとそうではありません。
 未解決事件・不起訴事件・起訴猶予事件は対象になりません。
 加害者が逮捕され 刑事裁判となっている事件でも、
 経済的・物理的余裕があり、精神的にストレスが少なく、
 報復の心配、地域生活に影響の不安がすくない被害者しか論告求刑できません。 
 法廷に直接参加するには専門的知識も必要になってきます。
 法廷直接参加に対しての支援はできてなく、被害者の負担は大きいと考えられます。
 権利だから、できる人だけ利用したらいいじゃないか、という論理は通用しません。
 危険すぎるのです。
 
 裁判員制度施行の半年前からの開始です。
 裁判員の負担も大きく、裁判員制度は被害者が法廷参加する制度設計ではありません。
 私は、すべての犯罪被害者に対して事件直後からの国選弁護人制度の創設がまず必要だろう。
 その次に、裁判員経験者等とも十分に刑事裁判への参加の方法を考えるべきだろうと考えています。
 「被害者と司法を考える会」http://victimandlaw.org/に参加して今国会での法案は
 廃案にし、被害者にやさしい司法制度にすることを目指しています。
 
2、買春議員無投票阻止の県議選を手伝って
  夜遊び買春県議の無投票当選を阻止するために、 
  告示1週間前に立候補した小高まゆみさんの選挙運動に顔をだしていました。
  さいたま市さくら区です。
  びっくりぎょうてん。県議選の体制ではないぞ。私の選挙よりきつい運動員体制。 
  公選はがき8000枚のうちどれだけ出せたか。
  供託金がとりもどせる票にはなってほしいと思っていました。
  ところが、どっこい。  いい成績です。長沼威16477 小高まゆみ 13771
  小高さんたちの執念の運動の結果ですね。
  県議の報酬1ヶ月92万7千円、領収書のいらない政務調査費1ヶ月50万円、
  さいたま市から議場までの1日の日当、11700円、加えて期末手当、国内視察・海外視察
  県議をやったら議員特権が多くってやめられないなあ・・・・・
  さいたま市は、政令指定都市なので、県議はそんなにいらないのに県議94人中14人もの定数です。
  さいたま市の定数を減らすか嵐山町などの周辺部に定数を回してもらいたいなあと思います。
 
  私の選挙は9月です。地道にやっていかないと。。。。。
 
3、嵐山町議会改革・政治倫理条例制定に向けて
嵐山町議会改革を進めています。
予算・決算は円卓の委員会方式を取り入れました。 
現在議員数17・次の選挙から14になります。
円卓の委員会方式は話しやすい雰囲気です。
議会対行政の質疑形式での進行で、議員間の議論はまだまだです。
 
議会改革に政治倫理条例を作りたいという話があったのは昨年12月。
今度で3度目の政治倫理条例制定の動きです。
年末の新宿区の政治倫理条例の勉強会から、はじまりました。
新宿区の条例の特徴は、議員は区民の代表としての契約を履行するという理念。
行政への議員要望を書面化して残しておくこと、セクハラの禁止。が特徴です。
嵐山町は、人口2万人以下で、議員報酬も少なく、兼業でないと生活できません。
議員の家族が町事業を請け負った事実もあるので、
新宿区の政治倫理条例に兼業の禁止として2親等の親族・配偶者の行う企業は
町との契約を辞退すること、
10万円以下の補助金団体の代表を辞退することを加えました。
 
保守会派のひとつが、被選挙権の制限になると反対しています。
政治倫理は良心の問題なので、条例化は問題。
が、今回、少数派です。
 
条例案はパブリックコメントのために5月1日号議会報とHP掲載の準備段階になりました。
6月には条例制定し、選挙に臨みたい多数派(珍しく私が多数派です)の議論で進んでいます。
 
私の経験から、保守系議員が分裂したとき、議会改革は進みます。
 
4、情報公開「区画整理組合の情報」
町の公共事業の落札率などを調査しているうちに(落札率94%)、
区画整理組合事業の工事契約の情報公開が非開示でした。
情報公開の不服審査請求を行いました。
県・町からの補助金事業の場合、町とは異なる団体でも、町がその情報を入手し、
情報公開の対象にしていく方向で検討中と非公式に聞きました。
区画整理組合の他、補助金団体の事業は情報公開の対象になりそうです。
結果はまだでていません。
嵐山町でいけると他団体も実績をつくっていけますね。
 
5、「じっくり市町村合併を考える会」のフォーラム
じっくり市町村合併を考える会が取り組んでいた、任意合併協議会の事務に従事した職員給与を
市町村が直接支出するのは違法・住民投票をしないで合併協議会を設置するのは憲法違反と
提訴した嵐山町・小川町・東松山市の住民訴訟が、最高裁で、却下になりました。
全国の市町村合併の総括」を成蹊大の小原隆隆治先生に報告していただいて、
その後、私たちの訴訟の報告を行います。
 
 日時 5月13日(日)午後(時間の詳細を決定していません)
 場所 国立女性教育会館
 参加費  資料代程度
 
6、映画会「雲の学校」
 
 5月20日(日) 国立女性教育会館 
 1時30分から3時30分
 
 アニメですが、明治の東松山市や嵐山町の生活が描かれているということで、
 こどもより大人や高齢者に人気の懐かしいアニメ。
 こどもを中心とした映画会のチケットの販売でないのがちょっと、残念。
 私もチケット預かっています。見たい方はどうぞ。
 
7、お話するぬいぐるみ
 タカラから発売されているぬいぐるみ「ダッキー君」を、介護度5で施設入所の母にプレゼント。
 3度目の脳梗塞で、殆どしゃべらず、両上下肢を動かすのが難しくなった母です。
 食事も全面介助です。
 成長型のロボットぬいぐるみダッキー君(商標名)を、起床時間と就寝時間をセットします。 
 月日がたつとお話するようになってきて、「ぼくねむくなっちゃった」とか「おやつないの」とか旅のお話とか。
 母はかわいがっています。
 母が声をださないなあどうしようかと購入しました。不快だと抗議の声をだすようになりました。
 触感もよく、ダッキー君の気分でお話したり、すねたりするので他の方にも人気があります。
 8400円でした。 介護をしている方、試してみる価値はあります。
 
8、押し寿司・千葉の祭り寿司に凝っています。
教えてもらうと思っていたより、簡単でした。
こどもの小さいとき、クッキーつくりは遊びでした。
押し寿司は、そんな感覚で作れます。
祭りすしは時間がかかるけれど、やはり、遊び感覚です。
手まり寿司もかわいくっていいですね。
 
家族がたくさんいるとき、お寿司をもっと楽しんでおくべきでした。
酢も使うので考えてみるとヘルシーです。
ちらし寿司やおいなりさんはつくったけれど、
私は、母からまき寿司の作り方を教わらなかったなあ。
お料理のちょっとしたコツは、親から子への伝授だけど、
それが、もう私の世代でもなくなっています。
食は文化なので、大切にしたいですね。



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